韓国グルメの定番、サムギョプサル。ジューシーな豚バラ肉をキムチやサンチュと一緒に食べるのもおいしいですが、ぜひ試してほしい組み合わせが「行者ニンニク」です。
韓国では「ミョンイナムル」と呼ばれる行者ニンニクの葉の漬物が、サムギョプサルのお供として親しまれています。豚肉の脂のうまみと、行者ニンニクの独特の香りやさっぱりとした風味が相性抜群。いつものサムギョプサルが、ひと味違ったおいしさになります。

この前、筆者もミョンイナムル初体験!今回は、行者ニンニクの特徴や韓国での食べ方、新大久保でサムギョプサルと一緒に楽しめるお店を紹介します。
行者ニンニクってどんな野菜?
行者ニンニクは、ネギやニラ、ニンニクなどと同じネギ属の植物です。日本では北海道や本州の一部などに自生し、山菜として知られています。
名前の由来には、山で修行する行者が食べたことにちなんだ説があります。独特のニンニクに似た香りが特徴で、春の山菜としても人気があります。
韓国語では「ミョンイ(명이나물)」と呼ばれ、特に葉を醤油などに漬け込んだものは「ミョンイナムル」として知られています。
韓国料理店でサムギョプサルを注文した際、サンチュやエゴマの葉、キムチなどと一緒に出てくることもあります。お店によっては追加メニューとして提供されています。
なぜサムギョプサルと相性がいいの?
行者ニンニクがサムギョプサルと相性抜群といわれる理由は、香りと味わいの組み合わせにあります。
1. 豚肉の脂をさっぱり楽しめる
サムギョプサルは、脂身の甘みやジューシーさが魅力の料理です。一方、行者ニンニクの葉は香りが豊かで、漬物にすると醤油の塩味や酸味が加わります。
脂のうまみと、行者ニンニクのさわやかな風味が合わさることで、口の中の印象が変わり、次のひと口も食べたくなります。
2. ニンニクに似た香りが肉のおいしさを引き立てる
行者ニンニクには、ニンニクやニラを思わせる独特の香りがあります。香ばしく焼いた豚肉と合わせると、肉のうまみがより豊かに感じられます。
ただし、香りがしっかりしているため、食後のにおいが気になる人は食べる量を調整するとよいでしょう。
3. 漬物ならではの味わいが楽しめる
ミョンイナムルは、醤油などを使った調味液に漬け込んで作られることが多く、葉に味が染み込んでいます。
サンチュのように生野菜で包むのとは違い、漬物のうまみや塩気も一緒に味わえるのが魅力です。
おいしい食べ方は?肉を葉でくるっと巻いてみよう
ミョンイナムルを食べるときは、難しい作法はありません。
- 焼き上がったサムギョプサルを用意する。
- ミョンイナムルの葉を広げ、その上に豚肉をのせる。
- 好みに応じて焼きキムチやニンニク、味噌などを加える。
- 葉で肉を包み、ひと口で頬張る。
まずは肉とミョンイナムルだけで食べてみるのがおすすめです。行者ニンニクの香りと豚肉の脂の組み合わせをシンプルに楽しめます。
その後、キムチや味噌を加えてみると、辛みやコクが加わって違ったおいしさになります。
新大久保で行者ニンニクとサムギョプサルを楽しめるお店
新大久保にはサムギョプサルの専門店や韓国料理店が数多くあります。そのなかでも、ミョンイナムルを目当てに訪れるなら、メニューで提供が確認できるお店をチェックしておきましょう。
1. ヨプの王豚塩焼 新大久保本店
行者ニンニクとサムギョプサルの組み合わせを楽しみたい人に、まずおすすめしたいお店です。
看板メニューの熟成サムギョプサルは、厚みのある豚肉を使った一品。メニューには「ミョンイナムル」もあり、熟成肉と一緒に味わう食べ方が紹介されています。ミョンイナムルは単品でも注文できます。
肉のうまみをしっかり楽しんだあとに、行者ニンニクの葉で包んで食べれば、香りの違いも楽しめそうです。
- 住所: 東京都新宿区大久保1-16-21
- アクセス: JR新大久保駅から徒歩約3分
- 公式情報・メニュー: ホットペッパーグルメ
※メニューや価格は変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。

2. ヨプの王豚塩焼 新大久保 大久保通り店
同じくヨプの王豚塩焼の系列店。こちらも熟成サムギョプサルとミョンイナムルの組み合わせが楽しめるお店です。
メニューでは、熟成サムギョプサルセットのほか、ミョンイナムルも確認できます。厚切りの豚肉をじっくり味わいながら、葉で包んで食べる韓国らしいスタイルを試してみてはいかがでしょうか。
- アクセス: JR新大久保駅から徒歩約1分
- メニュー情報: 食べログ
※本店とは店舗が異なるため、注文方法や価格などは各店舗の情報をご確認ください。
3. ほかのお店を探すときのポイント
新大久保にはサムギョプサルを看板にするお店が多数ありますが、すべての店で行者ニンニクの漬物を扱っているわけではありません。
別のお店も候補にしたい場合は、メニューに「ミョンイナムル」「行者ニンニク」「ギョウジャニンニク」と書かれているかを確認しましょう。メニューに見当たらなければ、予約や来店前に「サムギョプサルと一緒に食べる行者ニンニクの葉の漬物はありますか?」と問い合わせるのが確実です。
まとめ:次のサムギョプサルは行者ニンニクで味わってみよう
行者ニンニクは、独特の香りと漬物ならではのうまみが魅力の食材です。ジューシーなサムギョプサルを葉で包めば、肉の脂と香りが調和し、いつもとは違うおいしさを楽しめます。
新大久保で試すなら、ミョンイナムルのメニュー掲載が確認できる「ヨプの王豚塩焼」系列店が候補になります。
サンチュやエゴマの葉で食べるのが定番という人も、次は行者ニンニクを使った韓国式の食べ方に挑戦してみてはいかがでしょうか。
