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釜山近くにこんな場所が!? 一度は行きたいB級スポット5選

筆者

안녕하세요~

韓国旅行といえば、釜山の海雲台や広安里、甘川文化村、チャガルチ市場などが定番です。

しかし、少しだけ観光ルートを外れてみると、「こんな場所が釜山にあったの?」と思ってしまうような、個性的なスポットが次々と見つかります。

今回は、釜山市内から比較的アクセスしやすい場所を中心に、ちょっと変わった「B級スポット」を集めてみました。

1.岩壁に29体の仏像!「石仏寺」

最初に紹介したいのが、釜山市北区の山中にある石仏寺(석불사)。

ここが普通のお寺と少し違うのは、本堂の裏側に巨大な岩壁があり、そこにずらりと仏像が彫られていることです。

その数、なんと29体。

岩壁には四天王、毘盧遮那仏、薬師如来、観音菩薩、弥勒仏、羅漢などが並び、まるで巨大な石造りの仏教美術館のような光景になっています。

石仏が造られたのは1950~1960年代。石仏寺そのものは1927年ごろに創建されたとされています。

しかも、山の中の小さな寺院なので、巨大な観光施設を想像して訪れると、そのギャップにも驚かされます。

「釜山でちょっと異世界っぽい場所に行きたい」という人にはかなり面白いスポットです。

2.海辺に突然現れる教会?「竹城聖堂」

次は釜山・機張(キジャン)方面へ。

海沿いの岩場に、赤い屋根の小さな教会が建っています。

その名は竹城聖堂(죽성성당)。

……といっても、実は本物の教会ではありません。

2009年にSBSドラマ『ドリーム』の撮影のために造られたドラマセットです。

ドラマの放送から年月が経った現在もセットが残され、青い海と赤い屋根の建物という独特の景観から、機張を代表する写真スポットになっています。

周囲には約250~300年と推定される「竹城里海松」などもあり、単にセットを見るだけではなく、海辺の小さな村を散策する楽しみもあります。

「なぜ海辺に突然こんな教会が?」という違和感こそ、この場所の魅力。

まさにB級スポットらしい一枚が撮れそうです。

3.400年間、一般公開されなかった「アホプ山の森」

「廃墟」や「珍建築」とは少し方向性が違いますが、異世界感で選ぶならアホプ山の森(아홉산숲)も外せません。

釜山・機張郡にある広大な森で、なんと約400年間、一般にはほとんど公開されていなかった場所です。

一般公開されたのは2016年。

竹林や金剛松、ヒノキ、クヌギなどが広がり、都市部の釜山とは思えないほど静かな空間になっています。

さらにここは映画『群盗』の撮影地になったことで知られるようになり、その後も映画やドラマのロケ地として利用されています。

特に竹林の中に立つ大きな石柱は、ドラマ『ザ・キング:永遠の君主』の撮影のために設置されたもの。

深い竹林の中に石柱が並ぶ光景は、普通の観光地とは明らかに違う雰囲気です。

「韓国ドラマの世界に入り込んだような写真を撮りたい」という人にもおすすめです。

4.昔の釜山を感じる「40階段」

もっと街なかで楽しめるB級・レトロスポットなら、40階段も面白い場所です。

一見すると、ただの階段。

しかし、ここには朝鮮戦争と釜山の避難民の歴史が詰まっています。

戦争中、釜山には多くの避難民が集まり、40階段周辺は生活用品などが集まる場所になりました。

当時、この階段は港と山側の居住地域を結ぶ生活路でもあり、家族との待ち合わせ場所や物資の取引場所としても利用されたといいます。

現在は階段そのものだけでなく、周辺に40階段文化観光テーマ通りや40階段文化館が整備されています。

派手な観光地ではありませんが、古い釜山の雰囲気を感じながら歩ける、ちょっと渋いスポットです。

5.本当にここは釜山?「竹城里」の海辺を歩く

最後は、スポット単体というより竹城里エリアそのもの。

竹城聖堂を見に行ったら、そのまま帰ってしまうのは少しもったいありません。

周辺には古い海松や倭城跡、漁村、岩場などがあり、釜山中心部とはかなり違った雰囲気を味わえます。

特に竹城聖堂から徒歩圏内にある竹城里海松は、複数の木が一体化したように見える巨大な老木。

海、岩、古い木、そして突然現れるドラマセット。

この組み合わせが何とも不思議です。

釜山の「都会的な海」のイメージとは違う、ローカルな海辺の風景を楽しみたい人にはぴったりです。

B級スポット巡りなら「機張方面」が面白い!

今回紹介した中でも、特におすすめしたいのが機張方面です。

釜山東部を走る東海線を利用すれば、機張方面へ移動しやすくなっています。

釜山市公式観光サイトでも、東海線を使ったコースとして「松亭海水浴場→竹城聖堂→日光海水浴場」などが紹介されています。

さらに機張にはアホプ山の森や海東龍宮寺などもあり、海沿いの景色と個性的な観光スポットを組み合わせやすいエリアです。

定番の釜山観光を一通り経験した人なら、次はこうした少し変わった場所を狙ってみるのも面白いでしょう。

「有名じゃないからこそ面白い」釜山

韓国旅行では、どうしても有名な観光地を中心に予定を組みがちです。

もちろん海雲台や広安里も魅力的ですが、少し外へ出てみると、

「岩壁に29体の仏像」

「海辺にドラマの教会セット」

「400年間ほぼ一般公開されなかった竹林」

という、ガイドブックだけでは出会いにくい場所があります。

こうした「なんでここにあるの?」と思わせるスポットこそ、B級スポット巡りの醍醐味。

次の釜山旅行では、定番コースを少しだけ外れて、“ちょっと変な釜山”を探してみてはいかがでしょうか。

筆者
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植竹 智裕

元・世界新聞ライター。旅人(訪問国はアジアを中心に現在31カ国) 韓国歴は2005年の初海外旅行からスタートし、2012年には釜山からソウルまでママチャリで縦断。 オーストラリアでのワーキングホリデー中、田舎町で日本人ただひとり、韓国人に囲まれて生活したおかげあって2019年に韓国語能力検定5級取得。

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