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BoA 20th Anniversary Special Live -The Greatest-【セットリスト】

2022年5月30日で日本デビュー21周年目に突入するBoA。記念すべき日にこれまで発表した楽曲をセルフカバーした記念ベストアルバム『The Greatest』を記念して2022年5月29日に東京の国立代々木競技場 第一体育館で一夜限りのスペシャルライブ『BoA 20th Anniversary Special Live -The Greatest-』が開催されました。

筆者も行って参りましたので記憶を辿りながらセットリストや所感をお伝えしていきます!遠方で参加できなかった方、チケットが手に入らなかった方、コロナ禍で参加を見送った方など是非、今回のアルバムを聴きながらセットリストを見て少しでも雰囲気が伝わればと思います。

会場には大型のモニター車が停まっていて、東方神起やSUPER JUNIOR、NCT127など事務所の後輩グループからのお祝いのコメントとおすすめの1曲が流れていました。

会場に入るには紙かWEB上で問診票を書いて見せる必要あり(コロナ対策)。会場内のモニターでもaespaやRed Velvetからのお祝いのコメントが流れていました。

※開演前

セットリスト

今回のスペシャルライブで披露されたのはメドレーも含めると全30曲!

しかも韓国つながりのゆかりのあるアーティストが3人もサプライズ登場!

OPENING
1AGGRESSIVE
2Rock With You
3抱きしめる
MC
4Shine We Are!
5七色の明日〜brand new beat〜
6Sweet Impact
バンド紹介
7LOVE LETTER
8Every Heart -ミンナノキモチ-
MC
9〜11メドレー
コノヨノシルシ
DO THE MOTION
make a secret
ムービー
12BUMP BUMP! feat. VERBAL (m-flo)
※VERBAL出演
13UNIVERSE feat.Crystal Kay & VERBAL (m-flo)
※Crystal KayとVERBAL出演
MC
14Shout It Out
15LISTEN TO MY HEART
16LOSE YOUR MIND feat.Yutaka Furukawa from DOPING PANDA
ダンサー紹介
17Only One
※東方神起ユノ出演
MC
18〜24メドレー
No.1
DOUBLE
ID; Peace B
Lookbook
奇蹟
気持ちは伝わる
Amazing Kiss
MC
25MASAYUME CHASING
26VALENTI
ENCORE
27The Greatest
MC
28キミのとなりで
29QUINCY
ENCORE2
30LONG TIME NO SEE
MC

レビュー

攻めのダンスナンバーで開幕!

会場の照明が暗転すると『LISTEN TO MY HEART』に合わせてこれまでに日本で発売されたCDのアートワークが次々と紹介され日本でのキャリアの長さを再確認させ、待望の1曲目はどっしりしたアレンジで生まれ変わった『AGGRESSIVE』。黒を基調にしたその名の通りアグレッシブな衣装を身にまとったBoAがステージに吊り下げられたゴンドラ上で1番を歌い、2番からはダンサーが登場しゴンドラが下降。BoAも合流してダンスを披露。

最初の衣装だけ記憶で描き起こしてみたんだけど普通に写真出回ってたわ!笑 いい時代!

衣装イメージ
筆者

曲が終わると間髪入れずに始まったのは2003年のシングル『Rock With You』。1曲目に続いてかなり攻めのダンスナンバー。そして3曲目『抱きしめる』は今回発売されるアルバムではなく疾走感溢れる原曲のアレンジ。

絶対に笑ってはいけない24時間テレビ

3曲をあっという間に歌って踊って駆け抜けたBoAは最初のMCで久々の生公演にやって来たファンに挨拶。今回のライブは新型コロナ対策で声を出しての応援は禁止(それでも時々思わず叫んでしまう人も居たものの)。これについて数日前に知ったというBoAは「このセットリストで歓声禁止は罰ゲームですよね」「皆さん絶対に笑ってはいけない24時間テレビをやってるんですよ」と会場の笑いを誘う。

懐かしのキャピキャピ3曲

MCのが終わると懐かしの曲が3曲。まずは春夏にぴったりの前向きな2003年のナンバー『Shine We Are!』、そして続く七色の明日〜brand new beat〜ではMVで登場したのと同じく、ダンサーがバスケットボールを使った振り付けを披露。そして『Sweet Impact』も新アルバムではなく原曲のアレンジで披露。

曲が終わるとそのままBoAはバックステージに下がり、バンドメンバーの紹介セッションに突入。

新アルバムにも収録のバラードを披露

白と青のフリルのついた衣装にドレスチェンジしたBoAはここまでのアッパーなチューンから一転して新アルバムバージョンの『LOVE LETTER』を披露し会場は拍手喝采。そしてライブで歌うのは久々というEvery Heart -ミンナノキモチ-を原曲アレンジで披露。

これまでの曲の感想を述べる

バラード2曲を歌い上げ、再びMCに入ったBoAはかつては『Shine We Are』や『七色の明日』を歌うのが嫌だったと明かし、キャピキャピした曲だから昔は恥ずかしかったが改めて聞くといい曲だと振り返った。更には今回リリースされる記念アルバムの制作について触れた。

新アルバムからミディアムナンバーをメドレーで披露

MCで新アルバムに触れたところで披露したのは『コノヨノシルシ』『DO THE MOTION』『make a secret』のメドレー。いずれも2022年のBoAの感性や貫禄が詰まった新アルバムバージョンのメロウなアレンジ。

メドレーが終わると今回のアルバムのコンセプトに沿って20年間共に歩んできたファンへのメッセージが込められたアートムービーに突入。

サプライズゲスト続々登場!

緑を基調にした衣装にドレスチェンジしたBoAが歌い出したのは2009年のシングル『BUMP BUMP! feat. VERBAL (m-flo)』だ。そして、途中で「TOKYO!!!!」の叫び声と共にステージ上空のゴンドラ上にVERBALが登場!肩を組んで悪友感を漂わせながらステージを左に右に練り歩く姿は圧巻。

そのままVERBAL歌い出したのは同じく2009年発表の『UNIVERSE feat. Crystal Kay & VERBAL (m-flo)』。この曲は『永遠』という曲のB面だったので知名度はあまり高くないのかも知れないが、途中でピンクの衣装に身を包んだCrystal Kayが登場しパワフルな歌声と3人の掛け声に会場は息を呑んだ。

曲が終わると、MCで改めてサプライズゲスト二人を紹介。実はこの3人は関係が深い。VERBALは東京出身の在日韓国人3世、Crystal Kayは母親が韓国人でみんな韓国の血が流れている。BoAとVERBALは2004年に『the Love Bug』で、VERBALとCrystal Kayは2003年に『I LIKE IT』で共演していて、2009年のコラボも必然だったのかも知れない。ステージではBoAとCrystal Kayが同い年で昔から曲を聴いていたと言い、BoAがCrystal Kayの『BOY FRIEND -part II-』を口ずさむ場面も。「今年か来年にまた何かやりたいね」というさりげないトークにも期待が膨らむ豪華なゲストだった。

ダンスナンバー再び連発

サプライズゲストにエナジーを得たBoAが次に歌ったのは2014年の『Shout It Out』。気持ちを持ち上げてくれるアッパーなダンスナンバーだ。そして懐かしの『LISTEN TO MY HEART』。そして2007年のLOSE YOUR MIND feat.Yutaka Furukawa from DOPING PANDA。ギターの音色が特徴的なダンスナンバーだ。

曲が終わるとダンサー紹介に入る。この時に使われている曲はBoAの全米デビュー曲『Eat You Up』だ。

再びサプライズゲストに会場フィーバー

二列に並んだダンサーの奥にスタンバイしたBoAが歌い出したのは初の自作曲『Only One』だ。ミディアムテンポの曲調ながらかなり高度なダンスを披露するこの曲。途中のダンスブレイクではなんと東方神起のユノがゲスト出演。これには会場も声を上げずにはいられなかった。

続くMCでもユノが登場し、「BoAさんが呼べば僕はすぐ来る、なぜならBoAさんは凄いからです」「BoAをこれからもよろしくお願いします、余裕があれば東方神起もお願いします!」と笑いを誘った。「僕もあそこの席で観てますからね!」と言うユノに「そんな事言ってみんなそっちばっかり見るじゃん!」とBoAが突っ込むと「いえいえ、あなたは凄いBoAさんです」と仲がいい事で有名な二人の息ピッタリのトークに会場からも笑い声が飛び交う。ユノが舞台裏に下がった後、「これで私も東方神起20周年の公演は(ゲスト出演)決定です!笑」と笑いを取った。

懐かしのナンバーをメドレーでプレイバック!

ここからはかなり懐かしい初期の曲が続いた。韓国での大ヒット曲の日本語版『No.1』、ダンサブルな『DOUBLE』、記念すべきデビュー曲『ID; Peace B』、2015年のアッパーチューン『Lookbook』、そしてデビュー初期の『気持ちはつたわる』『Amazing Kiss』。ステージにIIIの字型に配置された巨大スクリーンには各楽曲の当時のMVが流れて昔と今をどちらも楽しめる仕様に。

本編クライマックスは炎の演出であの曲!

「長いメドレーでしたね〜」と振り返り、「残すところあと2曲」とアナウンスするとさすがに会場からは惜しむ声が。コロナ対策で大声を出せないファンと一体感を感じれる曲でチョイスしたという『MASAYUME CHASING』、そして2002年に大ヒットした『VALENTI』ではステージ前方で火花が上がる中、貫禄のあるダンスと歌声を披露し、挨拶を終えて舞台袖へと消えていった。

アンコール

拍手と会場を埋め尽くすイエローオーシャンに呼ばれ、デニムの爽やかな衣装で再びステージに戻ったBoAは今回のアルバムのタイトル曲で近未来的なサウンドのダンスナンバー『The Greatest』を歌い、続くMCでは「アンコールなんて早いですね」と新曲を紹介。「(MVを)まだ観てない人は帰りにYou Tubeで観て〜」と関西弁ぽいイントネーションで語る。

「ここ20年間、皆さんからたくさん愛情を頂いた」「ライブ自体も久々でお会いするのも久々。コロナの準備もしなきゃいけなかったので来てくれるか心配だったけど、素敵な20周年を迎えたいなと思っていた」「楽しんでいる姿を見て来てよかったと思った」「20年間、いろんな事があったけど、いつもファンのみなさんが隣に居てくれたから続けてこれたのかと思う」と次の曲『キミのとなりで』へ。そしてラストは最高に盛り上がるダンスナンバー『QUINCY』(原曲アレンジ)。感謝を叫ぶと飛び跳びステージを端から端まで回って観客に手を振り、最後にバンドメンバーやダンサーも含め深々とお辞儀をすると再び舞台袖に消えていった。

サプライズで涙の熱唱

今回のライブは入場時にイエローのペンライトと一緒にBoAへのメッセージが渡され、裏には「最後の挨拶の後、合図が出たら掲げてください」との指示書きが。「あれ?いつ出すの?」と思った瞬間、モニターには「メッセージを準備してカウントダウンが終わったら掲げてください」と案内が現れ、会場はメッセージで溢れる。

再び登場したBoAはサプライズのお祝いに涙を流す。会場を埋め尽くすメッセージを見たBoAは涙しながらも「こういうの弱いのよ。なんか絶対ありがちなイベントなのになんで毎回泣くんだろう」「出せるなら最初から出してよㅠㅠ」と感謝の気持ちを伝えて「泣いてから歌うのだめなんですよね〜昨日まではどんだけ歌うのとかさんざん言ってたのに」「私泣いてから歌えないから歌ヘタだったらごめんね」と笑いを誘い、「みんな最高!もし歌ヘタだったらみんな代わりに歌ってね」と最後の曲で『LONG TIME NO SEE』を披露。半分以上泣いていて歌えないBoAを見守るファンという構図はこれまでのアンコールでも見られた恒例の光景だ。

最後は震えながらもしっかり歌い上げ、「私日本に来てよかったなって」と涙ぐむと拍手が鳴り響く。「帰っていいですか?じゃあね〜!」とお茶目に手を振り公演を終えた。

筆者

幼い頃からよく知らない国で大衆の注目を浴びながら駆け抜けてきた彼女の口から「日本に来てよかった」っていう言葉が出た瞬間に筆者は目の前見えないぐらい涙腺崩壊しましたㅠㅠ

青春をレッスンに捧げ、14歳で親元を離れてまだK-POPなんて言葉も一般的ではなかった日本でその後のブームの礎をたった一人で背負って築き上げてきた彼女の実力と、トークから感じられる内面は周りの人と変わらない普通の女の子だという事が改めて感じられる素晴らしいステージでした。どうかこの先も幸せいっぱいに素敵なステージを見せ続けて欲しいですね◎

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植竹 智裕

元・世界新聞ライター。旅人(訪問国はアジアを中心に現在31カ国) 韓国歴は2005年の初海外旅行からスタートし、2012年には釜山からソウルまでママチャリで縦断。 オーストラリアでのワーキングホリデー中、田舎町で日本人ただひとり、韓国人に囲まれて生活したおかげあって2019年に韓国語能力検定5級取得。

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