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『ホテル・デルーナ』で使われた代表的なロケ地17選【ロケ地巡り】

今回は、IU×ヨ・ジング主演の2019年の大ヒットドラマ『ホテル・デルーナ』の撮影に使われた撮影地のうち、実際に訪れる事ができてインスタ映えするロケ地を厳選してご紹介します。

ホテルデルーナとは?

呪いで1,300年もの間生きているチャン・マヌォル(IU)が営むホテル・デルーナ。時代ごとにその姿を変えながらも、死んだ人々の魂が未練を解く為に一時的に留まる場所です。20年前にあるきっかけでホテル・デルーナとの縁の作ったク・チャンソン(ヨ・ジング)が支配人として、同じくこの世に未練を残した従業員たちと共にそれぞれ事情を抱えた幽霊の客をもてなしていく物語。

●放送年:2019

●脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン(ホン姉妹)

●演出:オ・チュンファン

●キャスト

チャン・マヌォル:イ・ジウン(IU)
ク・チャンソン:ヨ・ジング
キム・ソンビ:シン・ジョングン
チェ・ソヒ:ペ・ヘソン
チ・ヒョンジュン:P.O(Block B)
キム・ユナ:カン・ミナ(元gugudan / I.O.I
コ・チョンミン:イ・ドヒョン

CGもふんだんに使われていてとても幻想的な作品です。1話のうちに何度も変わるIUの華やかな衣装や実際のお店を使ったグルメツアーのシーンも注目を集めました。

アメリカでのリメイクや韓国でもミュージカル化が決まるなど注目を受けた作品です。

筆者

ホテル・デルーナで使われた撮影地

それでは本格的にご紹介していきましょう!

1・양수대교ヤンスデギョ(兩水大橋)

物語の中で、未練を解いた魂が三途の川を渡ってあの世に向かう幻想的なシーンに登場する鉄橋がこちら。京畿道の南楊州市と楊平郡にまたがる北漢江に架かる兩水大橋です。こちらは歩行者・自転車専用となっていて、ソウルからもサイクリングで訪れる事ができる距離です。

住所:경기도 남양주시 조안면 조안리(京畿道 南楊州市 鳥安面 鳥安里)

▼地図

2・목포근대역사관モクポクンデヨクサグァン(木浦近代歴史館)

作中に登場するホテルは生きている人からは小さな洋館にしか見えず、明洞に位置しているという設定ですが、使われた建物は木浦にあります。かつては日本領事館の建物だったという建物は現在では地域の近代歴史を学ぶ場所として開放されています。

住所:전라남도 목포시 영산로29번길6(全羅南道 木浦市 榮山路29番ギル6)

▼地図

3・이음더플레이스イウム ド プレイス

ソウル市内鍾路區三清洞には昔からの伝統家屋が多く残されていますが、それをリノベーションした建物がこちら。普段はギャラリーとして使われる他、結婚式場やパーティー会場としても使われています。作中ではサンチェスとチャンソンが暮らす家として登場しました。

住所:서울특별시 종로구 삼청동 35-3번지 (ソウル特別市 鍾路區 三清洞 35-3)

▼地図

建物周辺の通りもロケに使われているらしいので、一帯を散策してみると意外な発見があるかもしれません◎

筆者

4・한국보건대학교ハングクポゴンデハッキョ(韓国保健大学跡地)

作中ではホテルの敷地内にマヌォルの運命と非常に大きな関係のある大木が出てきますが、そのそばにある円形の建物がこちら。作中ではCGが使われていますが、実際には廃校になっていて、他にもMVの撮影などで使われているようです。

住所:경산북도 김천시 어모면 옥율리 산 27-1(慶尚北道 金泉市 禦侮面 玉栗里 山27-1)

▼地図

5・인천 파라다이스 시티 호텔インチョン パラダイス シティ ホテル(仁川パラダイスシティーホテル)

ホテルの内部のシーンや屋内プールのシーンは仁川国際空港のそばにあるこちらのホテルで撮影が行われたそうです。

住所:인천광역시 중구 운서동 2874(仁川廣市 中區 雲西洞2874)

▼地図

6・서울책보고ソウルチェクボゴ

住所:서울특별시 송파구 잠실4동 오금로1(ソウル特別市松坡區 蚕室4洞 梧琴路1

▼地図

オシャレな書店なので一度行ってみたい…!

筆者

7・파주 벽초지문화수목원パジュ ビョクチョジムヌァスモグォン(坡州ビョクチョジ文化樹木園)

亡くなった財閥の会長が夢の中で孫娘と再会するシーンで使われた木のアーチはこちらで撮影されました。こちらも作中では霧がかった幻想的な場面でしたが、他にも植物を使った芸術的な庭園が見られるので坡州まで足を伸ばしてみると素敵な写真が撮れるかもしれません。

住所:경기도 파주시 광탄면 부흥로 242(京畿道 坡州市 廣灘面 富興路242)

▼地図

8・세느장セヌジャン

作中でホテルのフロントとして使われているのは、もともとホテルだった建物を転用したカフェです。西洋風のインテリアや小物がオシャレでソウル市内にあるので、是非一息入れてみてはいかがでしょうか?

住所:서울특별시 종로구 낙원동 돈화문로11길 28-5(ソウル特別市 鍾路區 樂園洞 敦化門路11ギル28-5)

▼地図

9・터널トノル(トンネル)

未練を解いた幽霊がホテルを出て車に乗り込んだ後に入っていくトンネル。山中にあり幻想的で神秘的な場所です。実際に訪れる事も可能ですが、忠清北道の山の中なので難易度は高め。

住所:충청북도 제천시 봉양읍 의암로1길 66(忠清北道 堤川市 鳳陽邑 義菴路1ギル66)

▼地図

筆者が地味に一番惹かれたスポットです。行くのは難しそうですが是非車で通り抜けてみたいですね(笑)

筆者

10・미추홀공원ミチュホルコンウォン(彌鄒忽公園)

物語のクライマックスで登場する広い公園がこちら。遠くに見える高層ビルとのコントラストも絶妙なので写真を撮るにはベストスポットだと思います。

住所:인천광역시 연수구 송도동 9-1(仁川廣域市 延壽區 松島洞9-1)

▼地図

11・합천영상테마파크ハプチョンヨンサンテマパク(陜川映像テーマパーク)

日本統治時代や独立直後など1900年代中期のレトロな建築が並ぶ撮影場です。市電の線路やガス灯など今は街中で見られなくなった古き街並みが再現されていて数多くのドラマや映画の撮影が行われています。

作中では朝鮮戦争で命を落としてしまったホテルのフロントマン、ヒョンジュンと妹の回想シーンなどで使われました。

住所:경상남도 합천군 용주면 합천호수로 757(慶山南道 陜川郡 龍洲面 陜川湖水路757)

▼地図

ここも行くのは大変そうですが、日本で言う「大正ロマン」のような古き時代が感じられるスポットなのでコロナ禍が収まったら必ず行きます!

筆者

12・서울약령시장ソウルヤンリャンシジャン(ソウル薬令市場)

作中ではチャンソンがサンシンハルモニを尋ねて薬房に向かうシーンがありますが、こちらは東大門の近くにあるソウル薬令市場です。

住所:서울특별시 동대문구 약령중앙로 10(ソウル特別市 東大門區 藥令中央路10)

▼地図

13・한양대학교 에리카캠퍼스ハニャンデハッキョ エリカケムポス(漢陽大学エリカキャンパス)

作中でチャンソンが甲冑の悪霊に追われて大ピンチに陥るシーンがありますが、その撮影に使われたのが漢陽大学エリカキャンパスの人工池です。

住所:경기도 안산시 상록구 사3동 한양대학로 55(京畿道 安山市 常綠區 四3洞 漢陽大學路55)

▼地図

14・빵오르방パンオルバン(パン・オ・ルヴァン)

サングラスの霊のエピソードでチャンソン達が訪れるパン屋さんがこちら。水原市にあるPain au Levain。黄色の外装が可愛らしいパン屋さんです。

住所:경기도 수원시 영통구 원천동 센트럴파크로 128번길 105(京畿道 水原市 遠川洞 セントラルパーク路128番ギル105)

▼地図

15・피자 알볼로 문래점ピジャ アルボッロ ムッレジョム(Pizza Alvolo文來店)

作中でチャンソンの親友サンチェスの職場として登場するピザ屋さんがこちらです。外観のイメージも作中そのまんま。是非訪れてみたいスポットです。

住所:서울특별시 영등포구 양평동1가(ソウル特別市 永登浦区 楊平洞1街

▼地図

16・창화당チャンファダン(昌華堂)

マヌォルとチャンソンがグルメデートで訪れるマンドゥ(餃子)の名店のシーンで使われたのがこちらのチャンファダンです。系列店がたくさんあるので、近くにあるチャンファダンでマンドゥを食べてみてはいかがでしょうか?

住所:서울특별시 성동구 성수동2가 성수이로14길 14(ソウル特別市 城東區 聖水洞2街 聖水2路14ギル14

▼地図

17・혜민당へミンダン(惠民堂)

最後を飾るのはこちらもグルメーデートシーンで使われたモダンレトロな雰囲気の喫茶店。明洞エリアからも程近いので行きやすく、人がすれ違えるかどうかぐらいの狭い路地の中にある隠れた名店です。洋菓子もオシャレなのでインスタ映えする事間違いなし。

住所:서울특별시 중구 명동 삼일대로12길 16-6(ソウル特別市 中區 明洞 三一大路12ギル16-6)

▼地図

まとめ

今回はドラマ『ホテル・デルーナ』のロケ地の中でも、誰でも訪れる事ができて、なおかつインスタや写真映えするスポットを厳選してご紹介しました。まだまだ旅行に行けるのは先になるかも知れませんが、コロナ禍は好きな気持ちを育てる期間だと思って、次に行った時に訪れたいスポット情報をたくさん蓄えておきましょう♪そうすれば次に訪れた時には韓国をコロナ前の何倍も楽しめるはず!

別の作品のロケ地も面白い作品があればご紹介していきたいと思います◎

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植竹 智裕

元・世界新聞ライター。旅人(訪問国はアジアを中心に現在31カ国) 韓国歴は2005年の初海外旅行からスタートし、2012年には釜山からソウルまでママチャリで縦断。 オーストラリアでのワーキングホリデー中、田舎町で日本人ただひとり、韓国人に囲まれて生活したおかげあって2019年に韓国語能力検定5級取得。

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