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【駱山公園】600年の城壁と夜景が交差する、ソウルで一番ロマンチックな穴場スポット

筆者

안녕하세요~!

久しぶりに音楽以外の記事を載せてみます!

今回は僕が東大門近くに宿をとった時は必ずいくおすすめスポットです。

ソウルといえば明洞、景福宮、東大門……だれもが知る定番スポットはたくさんありますが、地元の韓国人が恋人と手をつないでそっと向かう絶景のデートスポットをご存知でしょうか。

その場所が、駱山公園(ナクサンコンウォン)です。

全世代に人気の散策&デートスポット

大学路の裏手にひっそりとそびえる小さな山、駱山(ナクサン)。その頂上に広がる「駱山公園」は、ソウルの夜景スポットとして南山と並び称される絶景スポットです。入場料は無料、24時間オープン。なのに観光客にはまだまだ知られていない、とっておきの場所なんです。

🐪「ラクダ山」の物語──600年の歴史を歩く

駱山という名前の由来は山の形がラクダ(駱駝)の背中に似ていることから、この名がついたと言われています。標高125メートルの小さな山ですが、ソウルの「内四山(ネササン)」のひとつに数えられる風水地理的に重要な山で、朝鮮王朝時代には都・漢陽(ハニャン)を守る城壁の一部を担っていました。

引用:https://pin.it/1V5nGq92y

その城壁こそが、駱山公園の最大の見どころ、「漢陽都城(ハニャンドソン)」。

漢陽都城とは朝鮮王朝が都を囲むために築いた城壁。高さ平均5~8m、全長約18.6kmにわたり、現存する都城のなかで最も長期間にわたって城としての役割を果たした建築物とされる(出典:ソウル市観光局)。

城壁は日本統治時代に一部が取り壊され、その後修復されたものだそうですが(取り壊された経緯の詳細については諸説あり)、現在は史跡第10号に指定されています。ライトアップされた夜の城壁は、600年の時を超えてソウルの空に浮かび上がり、言葉を失うほど。

🌃なぜ「ソウル一のロマン夜景スポット」なのか

駱山公園が多くの人を惹きつける理由は、何といってもその夜景です。頂上の展望スペースに立てば、東大門のきらびやかなファッションビル群、Nソウルタワー、そして遠く北漢山まで、ソウルのスカイラインが180度以上にわたってパノラマで広がります。

引用:https://pin.it/3rFupEKfr

南山のNソウルタワーも夜景の名所ですが、あちらはロープウェイや混雑する展望台が「観光地」の雰囲気。一方、駱山公園はあくまで「市民の公園」。ベンチに並んで座るカップル、夜散歩をする地元のハルモニ、友人と語らう若者──そんなリアルなソウルの日常が、美しい夜景と一緒に広がっています。

韓国ドラマのロケ地としても有名で、城壁とソウルの夜景を背景にした名シーンが数多く生まれてきた(※具体的なドラマ名については公式情報での確認をおすすめします)。

🎨梨花壁画村──インスタ映えの下町アート

駱山公園への道中で絶対に立ち寄りたいのが、「梨花壁画村(イファビョックァマウル)」。急な石段の両側に、色とりどりの壁画がびっしりと描かれた小さな路地で、若いアーティストたちが制作した作品が点在している。

有名なのは「花の階段」。鮮やかな花々が描かれた石段は、朝の光の中でも夕暮れ時でも、どの時間帯も絵になります。路地を迷子になりながら歩いていると、思わぬところにかわいい壁画が現れ、まるで街全体がギャラリーのようです。

「花の階段」の一部壁画については、2016年ごろに地域住民の要望で一部が変更された経緯があります(詳細は現地看板や最新情報をご確認ください)。

🚶おすすめの歩き方──3つのコース

夕暮れ~夜景コース(一番人気)

日没1時間前に恵化(ヘファ)駅を出発し、ゆっくり坂道を登りながら日が暮れるのを待ってみましょう。頂上に着く頃にはソウルの街に灯りが灯り始め、そのグラデーションが最高の絶景に。夜は城壁もライトアップされ、幻想的な雰囲気になります。

城壁トレッキングコース

漢城大入口(ハンソンデイプク)駅4番出口から城壁沿いに歩き、恵化門を経由して頂上へ。城壁の石に刻まれた職人の刻印を探しながら歩くのも面白いです。東大門まで下ると約1時間のコースになります。

壁画村+公園コース(ゆるゆる散策向け)

恵化駅から梨花壁画村を先に楽しみ、そこから坂を上って公園へ。下りは東大門方向へ抜けてショッピングを楽しむ、「ソウルの下町+観光地」を一度に味わうコース。

📋基本情報

住所ソウル特別市 鍾路区 駱山ギル 41(서울특별시 종로구 낙산길 41)
アクセス地下鉄4号線「恵化(ヘファ)駅」2番出口 徒歩約12分/マウルバス(鍾路03)で東大門駅・鍾路5街駅から乗車も可
営業時間公園は24時間開放(年中無休)/駱山展示館:9:00~17:00
入場料無料
注意点坂道・階段が多いため、スニーカーなど歩きやすい靴で訪問を。冬季は路面が凍結することがあります。

✍️まとめ──ソウルの「本物の顔」に出会う場所

駱山公園は、華やかな観光地とは少し違いソウルの市民の「日常」があります。恋人と静かに夜景を眺める時間、城壁に手を触れながら600年前の歴史に思いを馳せる瞬間、路地裏の壁画に思わず笑顔になる偶然──。

入場料0円。でも、得られるものは何千円出しても買えない体験と絶景です。

次のソウル旅行では、ガイドブックから少しだけ外れて、この小さな丘を登ってみてはいかがでしょうか。きっと、ソウルのことがもっと好きになるはず。

📌記事内で「未確認」「※」と記載した情報は、現地訪問や公式サイトでの確認を推奨します。

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植竹 智裕

元・世界新聞ライター。旅人(訪問国はアジアを中心に現在31カ国) 韓国歴は2005年の初海外旅行からスタートし、2012年には釜山からソウルまでママチャリで縦断。 オーストラリアでのワーキングホリデー中、田舎町で日本人ただひとり、韓国人に囲まれて生活したおかげあって2019年に韓国語能力検定5級取得。

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