基本情報
作品名：私たちが出会った奇跡
| 原題 | 우리가 만난 기적（ウリガ マンナン キジョク） |
| 英語タイトル | The Miracle We Meet |
| 略称 | |
| ジャンル | ファンタジー、ヒューマン、ロマンス |
| 放送時期 | 2018年4月2日〜5月29日 月火22：00〜 |
| 放送局 | KBS2 |
| 演出 | イ・ヒョンミン 「力の強い女ト・ボンスン」「ごめん、愛してる」「冬のソナタ」など |
| 脚本 | ペク・ミギョン 「力の強い女ト・ボンスン」「僕を溶かしてくれ」など |
| 最高視聴率 | 13.1％ |
| 話数 | 18話 |
| 視聴等級 | 15歳以上 |
| 公式サイト | 番組公式サイト |
| 筆者オススメ度 | ★★★★★ |
あらすじ
ある日突然、体が消えた！そして他人の体を借りて生きていかなければならないとしたら？神のミスによって始まった男の波瀾万丈な自我を見つける旅は、愛と人生について考える旅へと変わっていく。このドラマはある家長の話であり家族の話だが、１人の男が２つの家庭の家長となり２人の妻の間で葛藤することになる。そして起きていく様々な事件と、それらを解決していく数々の奇跡。今“私たちが出会った奇跡”がこの世の美しさを表す花となって咲く！
見どころ
裕福だけど愛が冷めてしまった夫婦の夫、お金はないけど愛に溢れる夫婦の夫…同姓同名で同じ日に生まれて同じ日に事故に遭った二人。愛情に溢れていたソン・ヒョンチョルの魂がもうひとりのソン・ヒョンチョルの体に入ってしまって周りの誰も信じてもらえずに途方に暮れながらも冷めきっていた愛に火を灯して、疑惑の事件とふたりの事故の裏側に迫っていく心温まる物語です。
コ・チャンソクとラ・ミランが好きなのでこの二人が出てるという事でチョイスしてみましたがシリアス過ぎずサスペンス要素やコメディ要素も満載で大満足でした♪
ヒョンチョルAとB、一人で二人の人格を演じるキム・ミョンミンのコミカルな演技挑戦にも注目です。
キャスト
●主要人物
| ソン・ヒョンチョルA 42歳。神話銀行江南支店の支店長。ソウル大卒のエリート。1974年3月14日生まれ。道谷洞在住。チョンウ高校3年2組だった。 | キム・ミョンミン 「ベートーベン・ウィルス〜愛と情熱のシンフォニー〜」「ロースクール」など キム・ユノ（若年期）김윤호 |
| ソン・ヘジン 39歳。ヒョンチョルAの妻。Target Pennyの顧客センターの職員。結婚前は広告会社で働いていた。大学時代は写真部だった。 | キム・ヒョンジュ 「アンダーカバー」「地獄が呼んでいる」など ぺ・ユンギョン（若年期） 「恋慕」「アンダーカバー」など |
| チョ・ヨナ 41歳。ヒョンチョルBの妻。コンビニで働いた後に第一火災の保険外交員となる。 | ラ・ミラン 「甘くない女たち〜付岩洞<プアムドン>の復讐者〜」「内科パク院長」など ユン・ダンビ（若年期） 「不可殺 -永遠を生きる者-」「海街チャチャチャ」など |
| ソン・ヒョンチョルB 42歳。中華料理屋マノジャンの店主。1974年3月14日生まれ。ポンソン洞在住。ソグァン工業高校3年8組だった。 | コ・チャンソク 「キルミー・ヒールミー」「ボーイフレンド」など ソ・ドンオ（若年期） 「御史とジョイ」「アイテム〜運命に導かれし2人〜」など |
クム・ソンム 36歳。Target Penny韓国支社代表。会長の次男でバツイチ。6歳の時に母と生き別れている。 | ジョセフ・リー |
●支店長ソン・ヒョンチョルAの家族と周辺人物
| ファン・グムニョ 64歳。ヒョンチョルAの母。 | ユン・ソクファ 「僕を溶かしてくれ」「ペントハウス3」など |
| ソン・サラン 38歳。ヒョンチョルAの妹。 | ファン・ボラ 「キム秘書はいったい、なぜ？」「Vagabond / バガボンド」など |
| ソン・ガンホ 15歳。ヒョンチョルAの長男。ボンイル中学校2年生。 | ソ・ドンヒョン 「マウス〜ある殺人者の系譜〜」「月が浮かぶ川」など |
| ソン・ミホ 12歳。ヒョンチョルAの長女。小学校5年生。 | キム・ハユ 「愛人がいます」など |
| ホ・ドング（タップリ） 42歳。ヒョンチョルAの幼馴染で唯一の親友。元消防士。バツイチ。 | チェ・ビョンモ 「悪の花」「謗法(ほうぼう)〜運命を変える方法〜」など キム・ホンギョ 「調査官ク・ギョンイ」「恋慕」など |
| イム・ドヒ 40歳。ヘジンの同僚。 | ファン・ソクチョン 「彼女はキレイだった」「ゴーストドクター」など |
●厨房長ソン・ヒョンチョルBの家族と周辺人物
| ソン・モドン 66歳。ヒョンチョルBの父。ヒョンチョルBが11歳の時に糖尿で妻パク・マルブンを亡くし、学校の警備員と工場で掛け持ちをして家族を支えた。 | イ・ドギョン 「悪霊狩猟団：カウンターズ」「ボイス〜112の奇跡〜」など |
| ソン・ジス 15歳。ヒョンチョルBの娘。ボンイル中学校2年生。 | キム・ファニ 「応答せよ1997」「ああ、私の幽霊さま」など |
| パク・ドンス 38歳。江南警察署の交通調査係刑事。強力係13年の経歴の後異動となった。 | チョン・ソクホ 「悪霊狩猟団：カウンターズ」「智異山」など |
| ジンスのママ 41歳。ヨナの同僚。保険設計士。 | キム・ミファ 「こんにちは？私だよ！」「椿の花咲く頃」など |
●神話銀行の職員と周辺人物
| クァク・ヒョジュ 35歳。江南支店貸付1チーム次長。ヒョンチョルAの愛人。 | ユン・ジへ 「ナビレラ-それでも蝶は舞う-」「ムーブ・トゥ・ヘブン：私は遺品整理士です」など |
| ユク・バンウ 48歳。江南支店副支店長。通称ユンブ。 | チョン・ソギョン 「ブラック〜恋する死神〜」「調査官ク・ギョンイ」など |
| ハ・スビン 34歳。江南支店代理。 | チェ・ソンウォン 「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」「刑務所のルールブック」など |
| キム・チュンマン 40歳。江南支店次長。 | イ・ムセン 「静かなる海」「39歳」など |
| パク・ジョンウォン 38歳。江南支店課長。 | パク・グンロク 「ミセン-未生-」「ダークホール」など |
| キム・サンジョ 57歳。神話銀行頭取。 | チョン・ハニョン 「ピオラ花店の娘たち」「憑依〜殺人鬼を追え〜」など |
| ウ・ジャンチュン 54歳。盤浦支店長。ヒョンチョルAの入社同期。 | パク・ソングン 「SWEET HOMEー俺と世界の絶望ー」「プライバシー戦争」など |
| 同僚 | パク・ソンギュン 「ピオラ花店の娘たち」など |
| ユ・ハジョン | パク・ミンジ 「私のIDはカンナム美人」「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」など |
| ソ・ヒジュ | イ・ボムソリ（旧キム・ダヘ） 「賢い医師生活2」など |
| 銀行受付 | ぺ・ギョンミン 「イミテーション」「ケリョン仙女伝」など |
| 18話に登場。 | イ・ヒミン 이희민 |
●神界の人物
●その他
| アン・ジョンホ 「経済展望台」の司会。 | |
| パク 神話銀行葬儀委員長 | |
| ソク・イチョル 国会議員。 | |
| ウ・ドンギ ヒョンチョルAの同期。ニュージーランドで羊の毛刈りをしていると言及された。 | |
| チョン・ソヌ 国会議員。 | |
| イ・スノ オソングループの会長。 | ハン・ジョングク 「力の強い女ト・ボンスン」など |
| 18話に登場。 | キム・ヒョンチャン 김형찬 |
| チョ室長 | ク・ギョイク 「たった一人の私の味方」など |
| シン・スオ（旧シン・ビョンス） 「サイコパス・ダイアリー」「ムーブ・トゥ・ヘブン：私は遺品整理士です」など | |
| チョ・スヒョク 조수혁 | |
| キム・ジョンホ 김종호 | |
| PD | チョ・スンヨン 「不可殺 -永遠を生きる者-」「こんにちは？私だよ！」など |
| 7,8話に登場。 | キム・スホン 김수홍 |
| チェ・ジョンミン 최종민 | |
| イ・ジョンニョル 이종렬 | |
| ヒョンチョルAの担当医 | チョン・ジュヌ 「ラケット少年団」「ヴィンチェンツォ」など |
| オ・ジナ 「キマイラ」「黄金の私の人生」など | |
| アン・ジュングォン 안중권 | |
| ヒョンチョルBの担当医 | ミン・デシク 「キマイラ」「だから俺はアンチと結婚した」など |
| チュ・ジンスン ヒョンチョルAの担当医。1,17話に登場。 | イ・ソファン 「恋慕」「イカゲーム」など |
| ヒョンチョルAの担当医 | イ・ジュニ 「サンガプ屋台」「ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー」など |
| ハン・ジウン 「100日の郎君様」「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」など | |
| 13,18話に登場。 | イ・ヒウン 이희은 |
| キム・ヨギョン 김여경 | |
| チェ・ジヌ 최진우 | |
| 1,2話に登場。 | キム・ジファン 「昼と夜」「彼はサイコメトラー-He is Psychometric-」など |
| オ刑事 ドンスの同僚。 | イ・サンフン 「グッド・キャスティング〜彼女はエリートスパイ〜」「オー・マイ・クムビ」など |
| ヘジンの同僚 クレーマーに捕まって泣かされていた。 | ユン・ヨンジュ 「力の強い女ト・ボンスン」「オクニョ 運命の女(ひと)」など |
| ヨナの保険の顧客 | ユ・ピルラン 「調査官ク・ギョンイ」「悪魔判事」など |
| 7,8話に登場。 | カン・チュンフン 「ラケット少年団」「ヴィンチェンツォ」など |
| チョムセム 첨샘 | |
| ウ・ヨンハ 防犯カメラの映像をドンスに見せて説明した巡査。 | イ・ハウン（旧ハウン） |
| チョン・ギュシク 不良品の時計を持ってクレームを言いに来た悪質な客。 | キム・チャニ 「ボイス2〜112の奇跡〜」「マイネーム：偽りと復讐」など |
| イム・ホタク ガンホの友達。ボンイル中学校2年生。 | キム・ジンソン 「番外捜査」「ミスター・サンシャイン」など |
| ホ・テウォン ガンホの友達。ボンイル中学校2年生。 | チャン・ジェウォン 「吹けよ、ミプン」など |
| チャン・ヨンジュ ジスの友達。ボンイル中学校2年生。 | イ・ウンセム 「今、私たちの学校は…」「袖先赤いクットン」など |
| タク・マンシク ガンホの担任で学年主任の教師。 | アン・チャンファン 「ヴィンチェンツォ」「一人だけ」など |
| 自動車整備士 | チェ・ギョシク 「袖先赤いクットン」「不可殺 -永遠を生きる者-」など |
| 祈祷師 | キム・ギナム 「ボイス2〜112の奇跡〜」「刑務所のルールブック」など |
| コンビニ店員 4話に登場。MoMoSTOPの店員。 | ソ・ヨンサム 「不可殺 -永遠を生きる者-」「ある日〜真実のベール」など |
| コPD 3話に登場。義姉が「愛と戦闘シーズン3」のPD。 | キム・ジェイル 「恋するイエカツ」「イミテーション」など |
| 3話に登場。 | イム・ホジュン 「ボイス2〜112の奇跡〜」「ダークホール」など |
| ヒョンチョルBの中華料理店の元社長 | イ・ジュンヨル 「5月の青春」「サンガプ屋台」など |
| 不動産屋 | キム・ジング 「その年、私たちは」「メランコリア」など |
| 記者 | イム・ジェグン 「賢い医師生活2」「ヴィンチェンツォ」など |
| 僧侶 | パク・グィスン 「智異山」「ハイバイ、ママ!」など |
| 5話に登場。 | ジョンホ 정호 |
| ペク・ギョンミン 백경민 | |
| ダンス教室の先生 6話に登場。 | パク・ムヨン 박무영 |
| 工事現場の作業員 鉄材の下敷きになりそうになった。6話に登場。 | ソン・チャンギュ 「智異山」「ゴーストドクター」など |
| 7話に登場。 | オム・テオク 「不可殺 -永遠を生きる者-」「恋慕」など |
| 8話に登場。 | ソ・ジョンウク 「左利きの妻」「トレイン」など |
| 8話に登場。 | ソン・ブゴン（旧ソン・ヒョンジン） 「マウス〜ある殺人者の系譜〜」「ボイス〜112の奇跡〜」シリーズなど |
| 9話に登場。 | キム・ミジュン 김미준 |
| 9話に登場。 | イ・ウンソ 이은서 |
| 9話に登場。 | オ・ギヨン 오기영 |
| 銀行の顧客 白髪の女性。9,13話に登場。 | イ・スジャ 이수자 |
| 9話に登場。 | シン・アリン 신아린 |
| 9話に登場。 | ハン・ソヒョン |
| キム・スジョン 김수정 | |
| 携帯電話修理の職員 11話に登場。 | イ・ウォンジン 「悪魔判事」「ホテル・デルーナ〜月明かりの恋人〜」など |
| ヨナの担当医 | パク・ヨン 「地獄が呼んでいる」「メランコリア」など |
| 18話に登場。 | イ・ウシン 「賢い医師生活2」「アンダーカバー」など |
| 記者 | キム・ミへ 「ある日〜真実のベール」「メランコリア」など |
| カン・ソグォン 「テバク不動産」「御史とジョイ」など | |
| イ社長 神話銀行の顧客でソンジンバイオの社長。9話に登場。 | イ・ドンヒ 「地獄が呼んでいる」「ピオラ花店の娘たち」など |
| テレビ局職員 10話に登場。 | パク・ヨンス 「ポッサム」「スタートアップ：夢の扉」など |
| 英語塾の職員 | キム・ミンチェ 「あなたはひどいです」「ジャスティス-検法男女-」など |
| チャン・ギチョル ヒョンチョルBの車に細工をした男。 | |
| 18話に登場。 | キム・ドンミン 김동민 |
| 15話に登場。 | マ・ミニ |
| 15話に登場。 | キム・ヘリム 김혜림 |
| 神話銀行の顧客 | チャ・ヨンオク 「あなたに似た人」「女神降臨」など |
| モドンの担当医 | ユン・ヒウォン 「100日の郎君様」「サイコパス・ダイアリー」など |
| チョン・サンヒョン 神話銀行懲戒委員長。14話に登場。 | ウォン・グニ 「調査官ク・ギョンイ」「シグナル」など |
| パク・ユナク 神話銀行懲戒委員。14話に登場。 | クォン・ヒョクス 「今、私たちの学校は…」「メランコリア」など |
| 神話銀行懲戒委員 14話に登場。 | ペク・ソンイル 「シグナル」「リメンバー〜記憶の彼方へ〜」など |
| ヤン・ヒョンス 副頭取の姪。江南支店の新しい副支店長としてやって来る。 | チョン・エヨン 「甘くない女たち〜付岩洞<プアムドン>の復讐者〜」「ムーブ・トゥ・ヘブン：私は遺品整理士です」など |
| ヨナの保険の顧客 | チョ・ヘソン 「あいつがそいつだ」「ライフ・オン・マーズ」など |
| 神話銀行事件の検事 17話に登場。 | キム・サンイル 「賢い医師生活2」「悪霊狩猟団：カウンターズ」など |
| 警察官 | ウォン・ジョンソン 「番外捜査」「フォレスト」など |
| 金融監督院職員 | イ・ビョンシク 「ボイス2〜112の奇跡〜」「仮面の王イ・ソン」など |
こんな人も特別出演
| チャン医師 1.3.8話に登場。霊安室でヒョンチョルの復活をまっさきに目撃して気絶した。 | キム・ウォネ 「ブラック〜恋する死神〜」「あなたが眠っている間に」など |
| 神父 聖堂で告解を担当していた。 | キム・スロ 「調査官ク・ギョンイ」「僕を溶かしてくれ」など |
| マオの異なる人格 | キム・ジェギョン（元RAINBOW） 「悪魔判事」「ライフ・オン・マーズ」など |
| ジェシカ ヒョンチョルAのPTトレーナー。 | レイ・ヤン 「彼女はキレイだった」「ああ、私の幽霊さま」など |
| ソ・ミンジュン マオが変身した精神科医。大韓精神医学会の総務だった。 | ユン・ダフン 「Vagabond / バガボンド」「師任堂(サイムダン)、色の日記」など |
| ドラマPD サランが出演するドラマの監督。 | チョン・サンフン 「番外捜査」「ファン・ジニ」など |
| 金融業者 | パク・ジュンギュ 「ジャスティス-検法男女-」シリーズ、「華政[ファジョン]」など |
| キム・マンジョン 時事番組の司会。 | キム・ミンジョン 「応答せよ1994」「Vagabond / バガボンド」など |
各話エピソード
1話 2つのソン家
두 송패밀리
神話銀行江南支店の支店長ソン･ヒョンチョルA（キム・ミョンミン）は、ソウル大学出身の将来有望なエリートだが自己中心的で冷徹、家庭を顧みない父親だ。一方、中華料理店を営むソン・ヒョンチョルB（コ・チャンソク）はヒョンチョルＡと同姓同名で生年月日も同じだが、明るくて優しく妻にとっても娘にとっても最高のパパ。ヒョンチョルＢは10年間働いた店を買い取ることになり神話銀行へ融資を申し込みに行くがヒョンチョルＡに冷たく追い返されてしまう。
2話 肉体レンタル
육체 임대
交通事故で命を落としたヒョンチョルAの遺体に火葬されて肉体を失ったヒョンチョルBの魂が乗り移り、ヒョンチョルAは葬式の最中に息を吹き返す。この事件を知った世間は大騒ぎに。ヒョンチョルAの中の人ヒョンチョルBは、自分と同姓同名の人の体である事を知って周りに相談するが誰も信じてくれない。何とか妻のヨナ（ラ・ミラン）にだけでも真実を知ってほしいと思い連絡をする。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●1話で冷たく厳格な夫を演じたキム・ミョンミン、ヒョンチョルBの魂が入った後の180度性格が変わったコミカルな演技で注目です。
●ジスやヨナの家族のパパに対する愛情が深すぎて悲しみがより増します。
3話 ごめんなさい
미안해요
夫の親友と名乗る男性からもらったお金で、無事に借金を全額返済したヨナはお礼の電話をするが、ヒョンチョルは自分が誰であるかを名乗ることができない。ヨナは電話の声を聞いて聞き覚えがあると感じるが誰なのか思い出せない。一方、顧客センターで働くヘジン（キム・ヒョンジュ）は、他店で購入した品物の返品を迫る顧客とのもめ事に遭遇し無事に解決する。新しい代表のソンム（ジョセフ・リー）がその現場を満足げに見ていた。
4話 正体
정체
まるで別人のようになり自分に謝った夫を不思議に思うヘジン。死の淵から生還したら人格が変わり得るのかという疑問を持ちながらも、夫の変化に喜ぶ。ヒョンチョルはどうせ今の状況から逃れられないのならと早く慣れるためにも銀行へ復帰。何も分からないまま支店長として銀行に行ったヒョンチョルは、部下達に頭を下げて回る。
5話 自分を壊した自分
나를 파괴한 나
体の主であるヒョンチョルAが自分を窮地に陥れたと知ったヒョンチョルB。ショックのあまりヘジンにも冷たく当たりジムに行って体を痛めつける。挙げ句の果てに行員を全員集めて自分の悪い所や不正などを全て書くよう命じる。ヒョンチョルに愛人がいると幼馴染タップリ（チェ・ビョンモ）から聞いたグムニョ（ユン・ソクファ）はヨナに会いに行く。ヨナとグムニョを会わせたくないアト（カイ）は、グムニョを操って踊らせ、そんなグムニョを見てヨナは逃げてしまう。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●突然妖艶な踊りを踊りだすお母様。パラッパッパと踊る女優っぷりよ。
6話 ヘルプミー
헬프 미
ヒョンチョルAには父親からの遺産が25億ウォンあると知ったヒョンチョルBはたった２億ウォンの為にヒョンチョルBの融資を操作するだろうかと疑問を抱き始める。そして過去の動画や行員たちの話からも、ヒョンチョルAは自分の名誉を大事に考えていて、行員の賄賂すら許せない性格の持ち主だった事を知る。保険の仕事を始めたヨナはヒョンチョルに住民番号を聞くが、ヒョンチョルの答えた番号は死んだ夫のものだった。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●またまたお母様のダンスシーン。ツボ過ぎてこれだけでも観た甲斐がありそうです。あの血も涙もなさそうな銀行マンに対してこのコメディアンの素質のある母と妹は一体…！
7話 ソン・ヒョンチョルになる
송현철 되기
酢豚を食べながら死んだヒョンチョルの作った酢豚のほうがおいしかったと語り合う家族。なぜあれほどまでにパイナップルを嫌っていたのかと尋ねるジスに、修業時代にずっとパイナップルを切らされていたからだと教えるヨナ。一方、ヒョンチョルAの体に入ったヒョンチョルBは、ヘジンから出されたパイナップルを食べられずにいる。以前のヒョンチョルに戻るためには同じ行動を取るべきだとヘジンに言われ、仕方なく大嫌いなパイナップルを食べる。
8話 この言葉しか…
이 말 밖에는…
夫の友人を名乗るヒョンチョルAには実は死んだ夫ヒョンチョルBの魂が入っているのではないかと疑い始めたヨナは家に招待しその言動に確信を抱く。一方、サラン（ファン・ボラ）は突然カフェで踊り始めたグムニョを連れて病院へ行くが、病院の医師からその行動は何の問題もないと言われてしまう。一方でヒョンチョルBの魂が入ったヒョンチョルAはテレビ番組で以前と違う事を言ってしまい世間の批判を浴びる。そして遂に人事部から処分が通告され、支店長の座を追われる羽目に。
9話 引き返せない地点
돌아갈 수 없는 지점
ヨナは自分の夫なのではないかとヒョンチョルを問いただすが、今は解決すべき問題がある為ヒョンチョルは否定する。最下位に転落した江南支店をトップに押し上げるべく、ヒョンチョルは行員を全員集めて協力を求める。しかしヒョジュ（ユン・ジへ）だけはそんなヒョンチョルに対して高圧的に振る舞う。
10話 神様の贈り物
신의 선물
警察署で犯人の似顔絵の修正をするヨナ。犯人が顔を変えていたら無駄ではないかと言いながらパク刑事の捜査にあれこれ口出しをする。ヒョンチョルの通話記録を確認したパク刑事は、ヒョンチョルBが生前にヒョンチョルAと一度も通話した事がないとわかり２人は友達ではない事が明らかになる。一方、低迷した業績を上げるため必死で頑張るヒョンチョルAと部下達。
11話 3人
세 사람
ヒョンチョルは殺人容疑で逮捕されてしまい取り調べでパク刑事からヒョンチョルBの車に細工をしたチャン・ギチョルが殺され、その現場にヒョンチョルのタイピンが落ちていたことを聞かされる。ヒョンチョルは自分が調べてきた内容を話し釈放されるが、ヨナが駆けつけてきてパク刑事に抗議する。その様子を見たヘジンは疑問に思う。もやもやしたままヒョンチョルに会いに行くが、今はまだ説明できないと言われてしまう。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●これまた踊りが！ランラランラランラランララ−ン♪ちょうちょーちょうちょー♪いや、神様の場を取り繕うセンスよ。
●モドンがヒョンチョルにジャジャン麺をごちそうするシーンはなぜか泣けてしまいました。
●事件もどうなっていくのか展開が気になります。
12話 私の夫の妻
내 남편의 아내
ヨナはヘジンにヒョンチョルは自分の夫だから返して欲しいと言う。ヘジンは取り合わないが、ヒョンチョルがヒョンチョルBの昔の携帯に送ったメールを見てはっとする。しかし自分と2人きりの記憶も持っている為か納得がいかない。モドン（イ・ドギョン）が入院したとヨナから連絡を受け、ヒョンチョルは病院へと急ぐ。ヒョンチョルが自分の息子だと分かったモドンは今の裕福な暮らしを続けるよう説得する。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●遂にヒョンチョルがヨナに自分が本当は夫だと明かします。すっきりするのかと思いきや、ここからどんどん揺れ動く男と妻たちの意地を賭けた争いが始まっていきそうな気配。
●仕事がデキてクールなイメージのヘジンだけど実は転んだりしておっちょこちょいな面があってそのギャップが素敵です。
13話 行かないで…
가지마요…
ヒョンチョルが自分の携帯にヨナを「妻」と登録していた事を知ったヘジンはショックを受ける。ヒョンチョルが別人であるとうすうす察しながらも混乱してしまう。海外に逃避しようとしたヒョジュをパク刑事はぎりぎりのところで捕まえる。突然休職した事や金庫の中にあったUSBメモリの内容など次々に問い詰められるヒョジュは平静を装うが証人として現れたのがヒョンチョルだと知ってうろたえる。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●どちらの妻からも行かないでと言われて困惑するヒョンチョル。どの立場でもきっとこうするんだろうなぁと感情移入したら最後結構げんなりするシーンです。
14話 戻ってきたソン・ヒョンチョル
돌아온 송현철
ヘジンに正体を告白したヒョンチョルはヨナのもとへ行く事を決心する。出て行こうとするヒョンチョルにすがりつくヘジン。ヨナはヒョンチョルを迎え入れ、銀行を辞めてヘジンとの関係を全て断つよう要求する。だがまだ解決すべき事が残っているヒョンチョルは、銀行を辞めるわけにはいかないと言う。ヘジンを傷つけるなとヒョンチョルに言われ戻ってきたのは体だけなのかと問い詰めるヨナ。昔のヒョンチョルではない事に戸惑う。
15話 彼は別人です
그는 다른 사람입니다
ヨナの反対を押し切って熱で倒れているヘジンの家に戻ったヒョンチョル。ヘジンに朝食を作ってあげられなかった事を悔やむヒョンチョルに、ヘジンは明日の朝に作って欲しい、そして今のヒョンチョルが好きだと告げる。ヘジンに朝食を作る事なくヨナの家に戻ったヒョンチョルは、熱の出たヘジンを放っておけなかったと弁解する。ヨナはヒョンチョルに何が不満なのかと聞くが、ヒョンチョルは答えない。一方ジスは昼休みにガンホを呼び出し、ヒョンチョルは自分の父親だと明かす。
16話 真実のトリガー
진실의 방아쇠
ヘジンはヒョンチョルに一度離婚してやり直そうと提案する。ヒョンチョルの愛は支店長と厨房長のどちらのものなのかと問うヘジンにどちらの愛であれば嬉しいのかと問い返すヒョンチョル。いつも自分の質問には答えてくれないと不満げなヘジン。ヒョンチョルの魂がジスの父親だと知ったガンホは、どうすればいいか悩んでしまう。そんなガンホにジスは父親を共有しようと提案する。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●夫の幸せを願ってヘジンの元にヒョンチョルを返そうとするヨナ。後日ヒョンチョルの母とも晴れて和解するシーンでは「もう踊らないんですか？」と尋ねますが、直後にアトと歩くヨナを見てまた仰天する母。
●ヘジンとヒョンチョルの海辺のデートシーンがとても幸せそうです。
17話 運命が逆流する
운명이 역동이다
ヒョンチョルとヘジンは２人で旅行をして幸せな時を過ごす２人だったが、そこにジャンチュンが現れヒョンチョルに拳銃を向ける。ジャンチュンは引き金を引き、弾はヒョンチョルに向かうがアトが防ぎ結局ジャンチュンは警察に捕まる。ジスとガンホはヒョンチョルがどちらの父親であるかで口論になる。肉体か魂か。言い合いの末、ガンホに手を上げるジス。交番に呼ばれたヘジンはジスと２人きりで話をする。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●お刺身にはケチャップかけないの？馬鹿にしてるでしょ？バレた？っていうヘジンとヒョンチョルのシーンが大好きです。
●整形の事でヨナが顧客と口論になって啖呵を切って帰るシーンも好き。
●最後の最後にヨナが…。普段こんな事絶対言わないんですけどね、あのぶつかってきた買い物客のおっさん…どこに目つけて歩いてんだよこの人殺し！
18話 私たちが出会った奇跡
우리가 만난 기적
車に轢かれて命を落としたヨナの前でジスは泣き崩れる。ヒョンチョルは自身の行動を後悔して嘆く。そんな不幸を目の当たりにしたアトは責任を感じ時間を巻き戻す。2人のヒョンチョルは元の平和な暮らしに戻り、記憶を持ったまま過去に戻った支店長のヒョンチョルは事故を防ごうとする。
ここが見どころ！（ネタバレあり）
●そういうオチに持ってくのかーい！と突っ込みながらも、ヒョンチョルAの変貌ぶりに凄く浅いところでもふっと泣けるシーンがあって目が離せませんでした。
結末
▼ネタバレ注意！！
事故に遭って帰らぬ人となったヨナ。ヒョンチョルは自分がとった行動一つ一つに後悔してしまう。そんなヒョンチョルの前にアトが現れてある提案をする。
家に帰ったヒョンチョルは書斎で手帳に何かを書き込んだ後ヘジンにヒョンチョルAとしてなのかヒョンチョルBとしてなのかは分からないが確かにヘジンを愛していると伝え、口づけを交わして抱き締め涙を流す。
その夜、アトがヒョンチョルに託した奇跡が起こって時間が事故の前まで遡る。
ヘジンの夫婦の仲は冷え切っていた。ヨナの夫婦は何事もなかったようにラブラブだった。
ブランチ会議は相変わらず気まずい雰囲気だったが、ヒョンチョルAは職員に食事を続けさせる。ハ代理にもスネを蹴る代わりに馬羅島支店に飛ばすというつまらないジョークを返した。ヒョジュの誘惑もきっぱりと断った。ヒョンチョルAには時折、事故や未来の記憶が押し寄せる。
頭取に呼ばれた飲み会も行かないし融資もしないときっぱり断る。
ヒョジュはヒョンチョルAの誕生日パーティーの準備をするがヒョンチョルAが帰ったのはヘジンや家族が待つ自宅だった。ガンホからのプレゼントの本を読んで微笑み、ヘジンに一緒に食事をしようという。仕事をしているのか、生活費を上げようかと提案してヘジンの怒りを買うが、写真が好きだったから勉強してみてはどうかと提案するヒョンチョルA。
ヨナたちの家でもヒョンチョルBの誕生日会が運命が変わる前と同じように行われた。
その夜ヒョンチョルAは事故の夢を見て書斎に向かう。手帳にはまだ迎えていない未来の自分が書いた日記が残されていた。
ヒョンチョルAは車での出勤を直前で考え直す。職場にヒョンチョルBが融資の相談に来て同じように融資済だと断られるが、ヒョンチョルAはそれに気づいてその場で休職者が承認した事を突き止め、調査して連絡すると言ってヒョンチョルBを帰す。
ヒョンチョルAは偽装融資の犯人を早期に突き止めた。
金融監督院に行こうとするヒョンチョルBだが店にヒョンチョルAから電話があり、ヒョンチョルBは江南支店に来るよう呼び出される。ここでヒョンチョルABが初めて顔を合わせ、Aは感慨深かったがBは何も覚えていなかった。Bの事情を知っていたAは融資の事件が解決するまで資金を貸すと告げ、問題も自分が解決すると言ってヒョンチョルBを安心させた。
ヒョンチョルAは会社のデスクからも不正融資事件や偽装融資の事件の顛末が書かれた未来の日記を見つけて、ドンスのもとを訪れて事故を未然に防ごうとする。ヒョンチョルBにも今日だけ車に乗らないようにと電話を掛ける。
金融監督庁を訪れたヒョンチョルAは行内の不正を明かして頭取に言っても隠蔽するはずだと告げて協力を頼んだ。
人間界を見下ろすアトとマオ。首長のおかげで人間の運命に初めて関与できたようだというマオにアトはヒョンチョルが自分が消える覚悟で時間を巻き戻したと明かし、そんな彼に記憶を残したまま時間を巻き戻したと言う。
もっと早く巻き戻していたら事故は防げなかったからいずれにしてもヒョンチョルAは死んでいただろうという。
母が新しいビルを買おうかと相談しにヒョンチョルAを訪ねるがお金は死んだらただの紙切れだから旅行をして楽しく余生を過ごして、ダンスを習ったら？と笑う息子を心配する。
星空でいたずらして遊ぶ女性の姿のマオとアトはララランドの真似をして至るところで踊りまくる。
ヒョンチョルAはマノジャンを見つめていた。ヒョンチョルBの家族は4人で幸せそうに暮らして店の前で写真を撮っていた。それを見て涙ぐむヒョンチョルA。
帰宅したヒョンチョルAはお腹が空いたと言ってヘジンを驚かせる。ヘジンにも一緒に食べようと呼び、ガンホには宝探しをして見つけたら見せてくれ、その代わり外泊はするなと告げて、ミホにもトップにならなくていいからよく食べて健康に育てと笑って家族を驚かせる。洗い物を手伝おうとするヒョンチョルAにヘジンがどういうつもりなのと牙をむくが手を拭いてあげて代わりに洗い物を始める。
天気がいいから散歩しようと夜の散歩に出たヒョンチョルAとヘジン。何があったの？というヘジンにひどい夫で傷つけた、ちゃんとするからチャンスをくれ、これからも一緒に暮らそうと謝った。涙を流すヘジンの涙を拭い、もう泣かさないというヒョンチョルAの言葉を信じられないヘジンが先に歩いていくがヒョンチョルAが後ろから追いかけて嫌がるヘジンに無理やり腕を組んで手を繋ぐ。
寝室でも春川に旅行に行こうと言い出すヒョンチョルA。考えてみると言いながら嬉しそうなヘジン。翌朝もずっと見てくるヒョンチョルAはヘジンに綺麗だと伝える。変化についていけないヘジンに朝食を食べるように言って今日も早く帰ると告げる。
地図を持ったガンホはジスとぶつかりお互いにらみ合う。
車に細工をしたチャン・ギチョルは未然に署に連れてこられて銀行での事件も早期に犯人が検挙された。
Bの家を尋ねたAはヨナと鉢合わせする。何も覚えていないヨナに対して涙を浮かべるがヨナは融資の件のお礼にとオレンジ色のシャツを渡す。
ヘジンから旅行を予約するという電話が入る。春川で行けなかった南怡島に行こうと言うヒョンチョルAに私がそんな話した？と狼狽えるヘジン。
ガンホママからヘジンに携帯電話の登録を変更したヒョンチョルAは空を見つめて神様に奇跡を与えてくれた事を感謝し、幸せに暮らしてからそちらに行くと微笑んだ。
OST
Part.1
Monochrome / 빌리어코스티（Bily Acoustie）
Part.2
이별（Goodbye） / 정차식（チョン・チャシク）
Part.3
너에게 물들어（Fall Into You） / 민채（ミンチェ）
Part.4
지금 너에게（If I Come To You） / 장우람（チャン・ウラム）
Part.5
기억이란 사랑보다（Memory Is More Than Love） / 모네 (그린 카카오)（Monet）
フルOST
日韓英語でめちゃくちゃ探してるんですがどうやらBGMを集めたフルのOSTは発売されていないようですㅠㅠ
作品にまつわるエピソード
●キム・ミョンミンはブレイク前にキム・ヒョジュが注目を浴びた出世作「愛している 愛している(原題)」に端役として出演していた。
●放送開始前週までは「私たちが出会った奇跡 ザ・ビギニング」というタイトルだった。
関連動画リンク
製作発表やポスター撮影・インタビューなどのリンクを貼っていきます。
●製作発表
●メイキング
