基本情報
作品名:ある日〜真実のベール
原題 | 어느 날(オヌ ナル) |
英語タイトル | ONE ORDINARY DAY |
視聴者の間で使われる略称 | |
ジャンル | 犯罪、サスペンス |
放送時期 | 2021年11月27日〜12月19日 土日にPrime Videoで配信。 |
放送局 | Coupang Play アマゾンPrime Video(日本) |
演出 | イ・ミョンウ 「コンビニのセッピョル」「ファッション王」など |
脚本 | クォン・スンギュ 「テバク〜運命の瞬間(とき)〜」「火の女神ジョンイ」など 原作はイギリスBBCドラマ『Criminal Justice』 |
最高視聴率 | ?% |
話数 | 8話 |
視聴等級 | 19歳以上 |
公式サイト | インスタグラム |
筆者オススメ度 | ★★★★☆ ・見ていてもどかしい! ・暴力とか血が苦手な方は要注意。 |
あらすじ
ごく平凡な大学生活を送っていたヒョンス(キム・スヒョン)はたまたま知り合ったホン・グクファ(ファン・セヨン)とお互いに惹かれ、酔った勢いで一晩を共にする。しかし、翌朝目が覚めるとグクファは殺されていて、殺人事件の容疑者となってしまう。弁護士のシン・ジュンハンは無罪を主張するヒョンスの事件の弁護を引き受ける事に。無罪を立証したいジュンハンとヒョンスの証言を信じようとしない警察と検察。それぞれの正義がぶつかり合うストーリー。
見どころ
主人公のヒョンスには『サイコだけど大丈夫』以来1年5ヶ月ぶりのドラマ出演となるキム・スヒョン。迫真の演技で突然容疑者となった絶望や恐怖を見せてくれます。ヒョンス側に立つ弁護士には2017〜2018年の『花遊記<ファユギ>』以来のドラマ出演となるチャ・スンウォン。刑務所の中で知り合う人物には『愛の不時着』のピョ・チスで一躍脚光を浴びたヤン・ギョンウォン。完璧主義の検事には『地獄が呼んでいる』でもインパクトのある演技を見せたキム・シンロクが演じています。
もともとはイギリスBBCで制作されたドラマのリメイクとあり世界から注目を浴びる作品です。
ところどころに出てくる事件の鍵になりそうなキーワードにも注目です。
キャスト
キム・ヒョンス 誰よりも平凡で誠実な大学生。ある夜のいくつかの選択が彼の人生を大きく狂わせてしまう。 | キム・スヒョン 「星から来たあなた」「サイコだけど大丈夫」など ソン・イヒョン(幼少期) 「私がいちばん綺麗だった時」など パク・ジュニョク(少年期) 「ラケット少年団」「ロースクール」など |
シン・ジュンハン 政治犯罪以外を選んで引き受ける三流弁護士。示談と執行猶予が得意。ある夜、潔白を訴えるヒョンスの眼差しを目の当たりにする。 | チャ・スンウォン 「花遊記<ファユギ>」「華政[ファジョン]」など |
ト・ジテ 刑務所をうろつく刑務所の王。 | キム・ソンギュ 「半分の半分〜声で繋がる愛〜」「キングダム」シリーズなど |
ソ・スジン 入社したての新人弁護士。 | イ・ソル 「悪魔がお前の名前を呼ぶ時」「D.P.-脱走兵追跡官-」など |
パク・ドゥシク ボスへの忠誠を誓う為にわざと事故を起こして刑務所に入った男。 | ヤン・ギョンウォン 「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」など |
アン・テヒ 部長検事職を狙う完璧主義の検事。 | キム・シンロク 「地獄が呼んでいる」「怪物」など |
パク・サンボム 退職を3ヶ月後に控えた経歴32年のベテラン刑事。事件の情況、証拠、証人などからヒョンスが犯人だと確信している。 | キム・ホンパ 「熱血司祭」「浪漫ドクターキム・サブ2」など |
パク・ミギョン 法務法人ボムハンの代表弁護士。 | ソ・ジェヒ 「工作都市(原題)」「君は私の春」など |
ホン・グクファ 麻薬と酒に依存しながら生きている不思議な雰囲気の美大生。 | ファン・セオン 「ロマンスは別冊付録」「ザ・キング:永遠の君主」など |
チョン・サンス 拘置所でヒョンスと同部屋の中年男性。 | ユ・スンモク 「ボイス2〜112の奇跡〜」「ボイス3〜112の奇跡〜」「キングダム」など |
”接骨師” ジテの手下。 | ユ・ヒジェ 「今週妻が浮気します」「ザ・プロファイラー〜見た通りに話せ〜」など |
法務医学研究者 | チョン・ジホ 「ハイバイ、ママ!」「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」など |
ホン・ジョンア 国立科学捜査研究員。ジュンハンの元妻。 | キム・ヨンア 「今、別れの途中です」「サンガプ屋台」など |
ユン・ヒョジョン グクファの火葬に訪れた友人。グクファの元ルームメイト。 | ナ・ウンセム 「自白」「XX」など |
ヒョンスの父 | パク・ユニ 「善徳女王」「ハッシュ〜沈黙注意報〜」など |
ヒョンスの母 | ソ・ヒジョン 「ポッサム」「サイコパス・ダイアリー」など |
ジス ヒョンスの妹。 | パク・ヒョンジ キム・ソラ(幼少期) |
イ・チョロ(イ・チョルホ) CP宅配で働いていた男。グクファの周りをうろついていた性犯罪の前科者。 | ファン・サンギョン 「ナビレラ-それでも蝶は舞う-」「ボイス〜112の奇跡〜」など |
ユ・スンフン 事件の目撃者。 | イ・スグァン 「プリンスの王子」など |
ハ・ノソク 逃走するヒョンスを目撃した老人。 | パク・ボンソ 「幻の王女チャミョンゴ」など |
パク・チャニョル(パク・チャンヨル) 安らぎ医院のグクファの主治医。 | ムン・スヨン 「恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜」など |
オム・ギジョン グクファの火葬に訪れた友人。肉屋で働いていて、グクファに麻薬を売っていた。 | イ・プンウン 「花郎<ファラン>」「階伯[ケベク]」など |
婦人警官 飲酒検問を行っていた。 | キム・ユンジョン 「産後ケアセンター」「18アゲイン」など |
男性警官 飲酒検問中に現場に急行し、遺体を発見した。 | キム・モボム 「サイコパス・ダイアリー」「刑務所のルールブック」など |
パニック障害の囚人 | キム・ギュベク 「新感染 ファイナル・ステージ(映画)」「賢い石生活2」など |
ソン・ベッコ(ソン・ベクホ) | ソン・ナッキョン 「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「保険教師アン・ウニョン」など |
刑事1 | チョン・ヒョンソク 「青春の記録」「ザ・バンカー」など |
刑事2 | ハン・ドンウォン 「ダークホール」「TIMES」など |
刑事3 | カン・ピルソン 「魔女食堂にいらっしゃい(原題)」「イモン〜禁断の愛〜」など |
刑事4 | オ・ジンソク 「智異山」「ダークホール」など |
鑑識班1 | イ・ジェイン 「トレイン」「賢い医師生活2」など |
鑑識班2 | パク・シヌン 「だから僕はアンチと結婚した」「L.U.C.A.: The Beginning(原題)」など |
警察1 | キム・ナックン 「恋慕」「アンダーカバー」など |
警察2 | オム・テウ |
警察3 | キム・グァンモ |
警察4 | パク・ノギョン 「このエリアのクレイジーX」など |
義務警察1 | シン・フェグク 「模範タクシー」「ブラームスが好きですか?」など |
留置監 | イ・ソジュン 「マウス〜ある殺人者の系譜〜」「夜食男女」など |
友人1 | キム・ドハ |
友人2 | イ・・ドゥリョッ |
女子学生1 | ヤン・ソオン |
女子学生2 | チェ・ユジン 「Vagabond / バガボンド」「海街チャチャチャ」 |
女子学生3 | キム・ヒョジン |
アルコール中毒者 | イ・ジョンミン |
カン・ダギョン ジュンハンに付きまとう取材記者。 | ムン・イェウォン 「ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー」「リーガル・ハイ」など |
シン・ヘイン ジュンハンの小学生の娘。別れた妻と暮らしている。 | ユン・ヘビン 「袖先赤いクットン」「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」など |
チョ・ガンピル グクファの継父。 | シン・ウチョル 「夫婦の世界」「ここに来て抱きしめて」など |
刑事5 | ユン・セウン |
女性判事 | チェ・ヒジン 「かくれんぼ」「静かなる海」など |
イ・ヨンチャン ジョンハンの弁護の依頼人。 | パク・チャヌ 「番外捜査」「愛はビューティフル、人生はワンダフル」など |
ユ・テハン 警察署長。 | ユン・ヒョシク 「袖先赤いクットン」「キマイラ」など |
男性判事 | パク・ジェワン 「梨泰院クラス」「模範タクシー」など |
バスで盗撮していた変態男 | ヤン・ヒウ 「ソボク(映画)」など |
バスの女性 | イ・シヨン |
記者 | イ・ヨンシク |
男性アナウンサー | ファン・インソン 「愛・共感」「魔法の城」など |
囚人1 | ファン・ミンス |
囚人2 | イ・ドゥヨン |
囚人3 | イン・ソノ 「フォレスト」「アルゴン」など |
看守1 | パク・ウォノ 「九尾の狐とキケンな同居」など |
看守2 | イ・ロウン |
看守3 | コ・フンモク |
看守4 | チョ・ヒョンス |
看守5 | キム・ボゴン |
キム・ジンマン 上級看守。 | イ・ヒョンゴル 「ビッグイシュー〜正義か悪か〜」「刑務所のルールブック」など |
あごひげの囚人 | チョン・ソンウ |
医務官 麻薬をジテに渡していた女性。 | キム・ミへ 「メランコリア」「マウス〜ある殺人者の系譜〜」など |
医務官 ヒョンスに吸引器を支給した女性。 | パク・ソウン |
検事 | パク・サンフィ 「ハイバイ、ママ!」「黄金の私の人生」など |
皮膚科医師 | ソ・ヨンサム 「地獄が呼んでいる」「御史とジョイ」など |
ミギョンの秘書 | チャン・ミンジュン |
看守6 | イム・チャノ |
看守7 | イム・ジュンドン |
身体検査担当看守 | ハ・ヨンジン 「ヴィンチェンツォ」「夕食、一緒に食べませんか?」など |
備品室看守 | ファン・ミニョン |
食堂看守 | ミョン・ホンジン |
管制塔看守 | ユン・ジヨン |
白虎派の年少 | ぺ・ゴナ |
白虎派の坊主頭 | シン・イジュン |
白虎派 | クォン・ウン |
煙草を売る囚人 | カン・ハンビョル |
煙草を奪う囚人 | チョ・ハンギョル |
休憩室にいた囚人1 | ユ・ヨングク |
休憩室にいた囚人2 | イ・ゴノム |
シャワー室の囚人1 | ソン・ユル |
シャワー室の囚人2 | シン・ユファン |
テヒの実務官 | パク・ハイ 「コンビニのセッピョル」「I LOVE イ・テリ」など |
女性アナウンサー | ホン・ミニ |
女性記者 | イ・ジヒョン |
韓医師 | ソ・グァンジェ 「インターンは元上司!?」「誰も知らない」など |
検事官 ポリグラフ検査担当。 | ハン・スンド 「恋愛ワードを入力してください〜Search WWW〜」「ザ・キング:永遠の君主」など |
勾留適否審査の判事 | ぺ・ギボム 「気真裏」「梨泰院クラス」など |
部長判事 | チョン・ギュイル 「テバク不動産」など |
応急室の恰幅のいい男 | ソ・ドンソク 「ドドソソララソ」「哲仁王后」など |
応急室の医師 | ハン・ジェミン |
報道記者 | チェ・ユビン |
食堂看守 | ホン・ギジュン 「ハイエナー弁護士たちの生存ゲームー」「ストーブリーグ」など |
賄賂看守 | イ・ヒョソン |
白虎派の巨漢 | ヒョン・オボン |
整形外科医 | パク・ジンソン |
脱臼処置者 | イ・ボンス |
陪審員1 | パク・ソンスン |
陪審員2 | ユン・ヨンスク |
陪審員3 | チャン・ユンジョン |
陪審員4 | カン・ヒョスン |
陪審員5 | キム・ヒョヨン |
陪審員6 | イ・ドンウク |
陪審員7 | オ・テナム |
陪審員8 | カン・ジョンソン |
陪審員9 | キム・ユジョン |
小学生1 | カン・ドゥヒョン 「メランコリア」「ラケット少年団」など |
小学生2 | ナム・ミンチョル |
女性監査 | ウ・ジョンウォン 「サイコだけど大丈夫」「VIP -迷路の始まり-」など |
ヒョンスの担任 | ユ・ソンヒョン 「悪霊狩猟団:カウンターズ」 |
宅配業職員 | キム・ムノ 「マウス〜ある殺人者の系譜〜」「海街チャチャチャ」など |
応急室医師 | イ・ウォンジン 「悪魔判事」「彼はサイコメトラー-He is Psychometric-」など |
隣の部屋の囚人 | パク・ジョンボム |
討論パネリスト | イ・ソンイル 「恋慕」「智異山」など |
テヒの検事室の捜査官 | イ・ミンシク |
テヒの検事室の実務官 | パク・ハイ 「コンビニのセッピョル」「I LOVE イ・テリ」など |
こんな人も特別出演
監査チーム長 | キム・ヒョンムク 「ヴィンチェンツォ」「遠くから見たら青い春」など |
留置されていた女性 | キム・ユジョン 「太陽を抱く月」「とにかくアツく掃除しろ! ~恋した彼は潔癖王子!?~」など |
各話エピソード
1話 ある日
大学生ヒョンス(キム・スヒョン)は友達から誘われたパーティーに行く為に父親のタクシーをこっそり借りて出かけるが、偶然タクシーに乗り込んできたグクファ(ファン・セヨン)と出会い、グクファの家で一緒に酒を飲んでいい雰囲気になり、一夜を共にする。そして翌朝、ヒョンスの人生を大きく変える衝撃的な事件が起きる。
2話 容疑者
ホン・グクファ殺害の容疑で逮捕されたヒョンス。そんな彼を放っておけず弁護を名乗り出た三流弁護士のシン・ジュンハン(チャ・スンウォン)。彼はヒョンスに対して、事件の事は沈黙を貫けと助言されるが、そもそもの記憶が無く犯行を否認する。定年間近のベテラン刑事パク・サンボム(キム・ホンパ)はヒョンスに前科が無く、犯罪を起こしそうな人柄でもないとは思いながらも現場に残っていた証拠からヒョンスを犯人として検察に送致する。
3話 弁護士
北部拘置所に移送されたヒョンスは監獄での社会に驚くが暴行を受けた同部屋の囚人を助けた事で目をつけられてしまう。ヒョンスの実名と写真が報道されヒョンスへのリンチは激しくなっていくが拘置所のボスであるト・ジテ(キム・ソンギュ)だけはヒョンスに救いの手を差し伸べる。一方、金銭的に苦しいヒョンスの両親はジュンハンではなく無料での弁護を名乗り出たパク・ミギョン(ソ・ジェヒ)に弁護を頼み、突然の弁護士交代に戸惑うヒョンスとジュンハン。
ここが見どころ!(ネタバレあり)
●2話に引き続き、キム・スヒョンの裸シーンが2回も!
●キム・スヒョンのもがき苦しむシーンや恐怖に顔を歪めるシーンなど迫真の演に注目です。
●最後にパニック障害の囚人が首を吊って死んでいるのを見つけたヒョンスは恐怖に耐えきれずに逃げ出そうとします。おどおどして気弱だけど馬鹿正直なもどかしいキャラクターは『プロデューサー』『サイコだけど大丈夫』に通じるものがあります。
4話 自白
アン・テヒ検事(キム・シンロク)とサンボム刑事はヒョンスを犯人として断定する為にヒョンスに被害者の遺体を見せて動揺させた上で嘘発見テストを受けさせようとするが、ミギョンの手伝いをする新人弁護士スジン(イ・ソル)とジュンハンは強引な捜査に抗議してテストを中止させる。ジュンハンが掴んだ手がかりから被害者が薬物中毒だと分かり、ミギョンはテヒに密かに刑を軽くする交渉を持ちかけるがその条件にヒョンスは頭を抱える。
ここが見どころ!(ネタバレあり)
●無実を主張するヒョンスの意思とは全く違うところで検察・警察・弁護士が動き始めてしまいました。誰にも信じてもらえない無実を主張して無期懲役か死刑になるか、嘘の自白で懲役10年に減刑されるか。究極の選択にも最終的には「やっていない」と無実を主張したヒョンス。展開が気になります。
5話 生存
ヒョンスが自白をしなかった事でミギョンは約束が違うと言って弁護から手を引き、後の弁護をスジンに丸投げしてしまう。スジンはジュンハンに助けを求め、陪審員制度を利用した国民参与裁判を提案する。拘置所での暴行がエスカレートし、恐怖を感じるヒョンスをジテが助けるが見返りに麻薬の運搬を手伝わせようと目論んで、ヒョンテは知らず知らずの内にそれに加担してしまう。遂に始まった公判でもヒョンスにとっては不利な証言が続き、現場検証が行なわれる事になる。
ここが見どころ!(ネタバレあり)
●今回は結構バイオレンスなシーンが登場します。火のついた煙草を口に入れられたり、手のひらをターボライターで焼かれるほか、肩を脱臼させられるなど思わず目を覆いたくなる描写ですが、逆にどうやって撮影しているのかがすごく気になります。
●今のところ唯一のコミカルな要素としてジュンハンと元妻の別れてもまんざらじゃない関係が登場しました。最終的に酒に誘われて二人はベッドに入るのですが、ジュンハンのセリフから行為は失敗に終わってしまったようです。ふたりのベッドの上に掛かっているムンクの叫びも意味深です。
6話 仮面
現場検証中にショックで発作を起こして倒れてしまったヒョンスだが警察には演技なのではと疑われる。更に拘置所にも抜き打ちで監査が入り、ヒョンスが麻薬の運搬に加担した事を追求される。公判ではスジンの活躍により担当した警察官の不手際が明かされ、陪審員の心証を勝ち取るが、サンボムの挑発に乗ったヒョンスはスジンの制止を振り切り陳述を始めてしまい、テヒの追及に窮地に立たされてしまう。一方で、ジュンハンは防犯カメラやヒョンスの証言から、新たな3人の容疑者を見つけ、それぞれに接近する。
ここが見どころ!(ネタバレあり)
●キム・スヒョンの演じるキャラクターではありがちですが、今回もまた暴走して自ら窮地に立たされてしまうあの鈍臭さ!見ていてもどかしい!
●新たな容疑者として被害者の元ルームメイト、麻薬を売っていた男友達が登場します。この三人は男女関係でももつれていた模様。更にグクファの行く先で防犯カメラに捉えられていた性犯罪の前科のある宅配業者も容疑者として浮上し、最後は訪ねてきたジュンハンに興奮して斧を投げつけます。一体この中に犯人はいるのでしょうか?
●最後の最後で血まみれの被害者の指先が少し動きます。という事はヒョンスは本当に被害者を見殺しにしたの?となると罪状も少し変わってきそうですよね。あと2回、続きが気になります!
7話 変身
自ら証言台に立った事が原因で、まだ息のあったグクファを見殺しにしたのではないかと考え始めたヒョンスは無気力になり拘置所に戻る。世論もヒョンスの証言が事実上の自白と分析し、拘置所内での待遇もひどくなり、耐えかねたヒョンスは遂にジテに助けを求め自分自身を変えようとする。他の容疑者が取り調べすら受けていない事を疑問視するジュンハンもまた裁判への意気込みが弱まってしまうが、証人として出廷したジョンアの証言からヒョンスが犯人ではない可能性が浮上する。
ここが見どころ!(ネタバレあり)
●拘置所で生き残るためにジテに助けを求め、煙草を勧められ、筋トレやボクシングの練習に励むようになったヒョンス。自ら髪の毛を切り落として、ドゥシクを袋叩きにするなど目まぐるしく強くなりましたが、法廷でもあくびをしたり、ほくそ笑んだり、最終的には腕に刺青を入れてもらったりと、果たしていい変貌と言えるのかは疑問。やる事なす事「いや、そっちじゃねーだろ」ってツッコミたくなるヒョンスがもどかしい…!
●ジテももともとは優等生だったが偶然巻き込まれた暴力事件で誰も信じてくれず自殺未遂までした挙げ句、自分を変えなければならないと悟って今の姿になったと語っていたので、それがヒョンスにシンパシーを感じて助けていた理由のようです。
●ジュンハンの推測では3人登場した容疑者のうちグクファの友人二人は犯人じゃないといいますが、残るチョルホが犯人なんでしょうか?また別の犯人が登場したりして?とにかく最終回が気になりますね!
8話 結末
新たな容疑者の登場と最終公判でのサンボムの証言から警察のずさんな証拠品の扱い方が明らかになり、陪審員からの評決は僅差で無罪となるも、結局無期懲役を言い渡されたヒョンスは絶望し、控訴もしないと言う。拘置所に戻ったヒョンスをジテの死という悲劇が襲う。サンボム、テヒともに栄誉を手に入れたが、ジュンハンは被害者をストーキングしていた男のカメラから真犯人を見つけ出し、サンボムを通してテヒに渡す。体面を守りながらヒョンスの無罪を伝えたテヒ。出所したヒョンスは家族に迎えられるが、今までとは変わってしまった暮らしに希望を見いだせずにいた。
結末
▼ネタバレ注意!!
新たに証人として浮上したグクファの継父と、駐車していた男。どちらも金に困っていたり、被害者の友人をストーキングしていたりと殺害の動機があった。
証人台に立ったサンボムの発言から現場にあった喘息の吸入器を持ち出してヒョンスに渡していた事が分かり、証拠の操作が発覚。陪審員9人の内5人が無罪との評決を出すが結局検察が求めた死刑よりひとつ軽い無期懲役になる。
両親の面会にも控訴しないというヒョンス。庭でジテにも同じ質問をされるがその時ドゥシクが後ろからジテの首元を切り、ジテはヒョンスの腕の中で息を引き取る。
ジュンハンはストーカーをしていたスンフンの車の中からカメラを見つけ、スンフンがストーキング容疑で警察に捕まった時の証拠写真の中からもうひとりの訪問者を洗い出す。それは安らぎ病院の医師だった。被害者グクファとは不倫関係にあり、既婚者だと知ったグクファから別れを切り出されての犯行だったという。
ニュースではテヒが、新犯人逮捕は検察と警察の粘り強い捜査の賜物という肯定的な会見を行い、ヒョンスへの謝罪はなかった。
出所し迎えに来た父のタクシーを見つめて何かを考えるヒョンス。家に帰りご馳走を用意してもらうが昔とは違う家族からの接され方に戸惑う。家を出たヒョンスは壁に書かれた「人殺し」の落書きに目を留める。コンビニで煙草を買い、防犯カメラを見つめる。そしてソウルの夜景が見えるビルの屋上で煙草を吸い、吸い殻をビルから落とす。遠くからはパトカーのサイレンの音が聞こえる。
ジュンハンは依頼人に会い、帰りに横に留置されていた女性(キム・ユジョン)を見つけて笑顔で声をかけて営業をかけ、女性は救われたような顔で涙を流す。
真犯人については登場は一瞬で、ほとんどがセリフで語られるのみ。
テヒとサンボムは栄誉を手にい入れ、ヒョンスも自殺したのではと含みをもたせる終わり方。ジュンハンも最後に留置所でヒョンスのときと同じように声をかけていたので善人のふりをしたビジネスマンだったのではと考えられ、後味が非常に悪い終わり方ですが、司法の闇や社会の不条理に疑問を投げかけるという意味では非常に巧妙な作品だったと思います。
OST
Part.1
Ice Cream Love / 휘인(フィイン)MAMAMOO
Part.2
Blood Sign / msftz
Part.3
백지(Blank)/ 우원재(WOO)
Part.4
フルOST
作品にまつわるエピソード
●物語には半地下や韓薬、電子ロックなど韓国ならではの要素が詰め込まれている。
●グクファのインスタグラムが登場するシーンのアカウントは実在するが、現在承認制となっている。→redchrysanthemum97
関連動画リンク
製作発表やポスター撮影・インタビューなどのリンクを貼っていきます。
●ティーザー
●制作発表会
●台本リーディング
●1次ティーザー
●2次ティーザー
●3次ティーザー
●4次ティーザー
●5次ティーザー
●ライブトークショーハイライト
●キャラクター予告編